阪神の矢野監督が震災犠牲者悼む 神戸で復興イベント参加

 プロ野球阪神の矢野燿大監督が17日、神戸市内で行われた阪神大震災の復興イベントに参加、黙とうして犠牲者を悼んだ。色紙に「一緒に頑張ろう」と書き記し「野球でしか元気づけられない。頑張ろうと思ってもらえるように戦っていきたい」と決意を新たにした。

 中日の選手だった1995年の震災時は名古屋市にいたが、その後遠征で兵庫県内に宿泊した際、住宅の2階部分が崩れて駐車場の車がつぶれた様子などを見て衝撃を受けたという。昨年には西日本豪雨で甚大な被害が出た岡山県倉敷市の真備町地区を訪問。「そういう(被災した)人たちを思いながらプレーするしかない」と話した。

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