堀内恒夫氏、移籍の長野へ「君がどんな思いで巨人に入団してきてくれたか…」

 元巨人監督の堀内恒夫氏が7日、ブログを更新し、広島への移籍が決まった長野久義外野手へ「君がどんな思いで巨人に入団してきてくれそして9年間、巨人のために戦ってくれたか。その気持ち、俺は忘れない」とエールを送った。

 堀内氏は長野の移籍を聞いてすぐに「俺の顔を見つけるとすぐに挨拶に飛んできてくれる。広島へ行くと聞いた時、なぜか最初にその君の姿が脳裏に浮かんだんだ」と、礼儀正しい長野の姿を思い浮かべたとつづった。

 「『誰かのために』その思いが人一倍強い男じゃないかな」と人柄も明かし、昨年の9月28日DeNA最終戦でのサヨナラ本塁打を挙げ「その後、日大の先輩 村田修一の引退セレモニーも控えていたもんな。チームが勝ってセレモニーに花を添えたい。ヒーローインタビューで『村田さん、見てますか?』だっけ?お前らしいと思ったよ」と、印象的なシーンを紹介した。

 9月20日の広島戦でも杉内の引退セレモニーが控えていたところ、やはり長野がサヨナラ適時打を放ったことを挙げ「長野って持ってんだよねぇ。いいところで回ってくんの。だから打っても打てなくてもおっきいんだな。ホント、味のある面白い男だよね…」とそのスター性を振り返った。

 長野の移籍コメントにも「『立つ鳥跡を濁さず』。立派なコメントだったね。後は頑張るのみだな!長野!」と称賛。ただ昨年は背筋痛などがあったことから「広島は練習量が多いからね。ベテランと言えども周りがやればやらざるを得ないだろうし君の性格なら尚更だ」と、体とハードワークを心配した。

 それでも、過去、他球団のドラフトを蹴って巨人に入ってきたその思いは忘れはしない。「君がどんな思いで巨人に入団してきてくれそして9年間、巨人のために戦ってくれたか。その気持ち、俺は忘れない」と感謝とねぎらいの言葉をかけていた。

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