オリックス・安達、変動制の3年契約 プロ8年目の来季へ意気込み

 オリックス・安達了一内野手(30)が27日、大阪市内の球団施設で契約交渉を行い2600万アップの9000万円プラス出来高払いでサイン。変動制の3年契約を結んだ。(金額は推定)

 「病気もありましたし複数年契約はありがたかった」

 2016年1月に国の難病指定となっている潰瘍性大腸炎を発症。病気と闘いながら今季は140試合に出場した。

 来季中に国内FA権を取得見込みであることから、球団から複数年契約を提示した。森川球団本部長補佐は「プレーで勝利貢献するだけでなくチームの軸となる選手。病気への対処もしっかりしており問題ないと判断した。長くいてほしいと思った」と説明。2年目以降の年俸は出来高を加算した額をベースにするという減額なしの変動制を用意した。

 安達は「もっとファンに信頼されるような打撃をしたい。最低でも打率・280は打たないと。走る方も30盗塁はいきたい」とプロ8年目となる来季へ向けて意気込んでいた。

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