DeNA東、大谷と初対面で緊張気味 「大きくて自分が子供のよう」

 今年のプロスポーツ界で活躍した選手や団体を表彰する「日本プロスポーツ大賞」が20日、発表され、米大リーグのエンゼルスでア・リーグ新人王に輝いた大谷翔平が大賞に選出された。セ・リーグで11勝を挙げて新人王の東克樹(23)=DeNA=は最高新人賞を獲得した。

 世界で戦う“二刀流”に刺激を受け、東はプロスポーツの頂点への思いを強くした。多くの競技の中で最高新人賞を受賞し「各スポーツの中から受賞できたのは、率直にうれしい」と喜びを表した。

 身長170センチの東は、授賞式後の会見でこの日が初対面となる193センチの大谷と緊張気味に握手。「すごくオーラがあった。予想以上に大きくて自分が子供のように感じた」と苦笑い。大賞を獲得した大谷を見て「いずれ自分も大賞を取れるように頑張りたいと思った」と目標を掲げた。

 さらに夢は続く。「もしあの舞台に立てる実力がついたら対戦したい」と東。今季11勝を挙げた“ハマの小さなエース”は、米大リーグでの大谷との対戦にも思いをはせていた。

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