元プロの名古屋経大高蔵・酒井監督、暴力行為で1年間謹慎処分

 日本学生野球協会は18日、都内で審査室会議を開き高校12件、大学1件の処分を決定した。元プロ野球選手ので名古屋経大高蔵(愛知)の酒井弘樹監督(47)に対し、部員への暴力による1年間の謹慎処分を決定。会議に出席した日本高野連・西岡宏堂副会長(74)は「どう見てもひどい」と、被害人数の多さと程度のひどさからの判断と明かした。

 近鉄や阪神に在籍した酒井監督は11月9日の練習後、登校時に携帯電話などを学校に預けるルールを破った部員12人を殴り、3人にケガを負わせた。同校の調査を受けて体罰を認めていたが、常習性はないという。

 松山商(愛媛)の部長は部員への暴力で1年間の謹慎、部員に対する暴力や暴言のあった国分寺(東京)の監督は2年間の謹慎処分が決まった。

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