【寮メシ】全部食べてほしい!“残食表”を作ってメニュー考案…ロッテ・浦和寮

 プロ野球の若手選手たちの体作りを支える寮の食事。栄養バランス、ボリューム、品数など、あらゆる角度から計算し尽くされた“プロの料理”を随時紹介していきます。「スポーツ栄養チーム」が連携プレーで提供するロッテ・浦和寮の食事とは?

  ◇  ◇

 ロッテ浦和寮で選手の食事面を担っているのは、メリックス(株)の「スポーツ栄養チーム」だ。

 すべて平らげてほしい。その思いから20数人の寮生に「食べたいもの」のアンケートを取る。その結果を本社に送り、担当の藤原、元橋両栄養士が考案した日々のメニューを清水料理長に伝える。

 「それを基に心を込めて料理を作りますが、それで終わりではないんです」と清水料理長。選手たちがどんなメニューをどれだけ食べたのか。チェックをし、時に取材する。

 そして選手一人一人の名前で10段階評価の“残食表”を作成。「それを管理栄養士に送って確認してもらい、次の献立に反映する」という。寮の現場と本社の連携プレーが繰り返される。

 写真は18年に寮生が夕食で完食した一皿一皿で作ったメニューだ。いわば、“究極”のメニューで、メインはチーズハンバーグ、アスパラとベーコンのソテー、肉じゃが、豚汁、サラダ、フルーツ、ヨーグルト、おしんこ、そしてご飯だ。

 このメニューの総カロリーは一般成人用で1234キロカロリーだが、寮生にはハンバーグが1・5倍(300グラム)に増量されるなど1851キロカロリーになる。

 カロリー、栄養バランスはスポーツ栄養学にのっとっている。

 プロ野球選手の1日に取る総カロリーは4000キロカロリーだそうで、栄養バランスはタンパク質15~20%、脂質25~30%、糖質52~60%だ。朝昼夕の3食共通。朝、昼は1000キロカロリー、夕は2000キロカロリーをメドにしている。

 体が資本のプロ野球選手にとって食は要といえる。食べてもらうための工夫と理想の献立を求めている。

 中・高生のスポーツ選手を持つ親に、大高社長はこう話す。「特に朝食は、一品でも食べる癖をつけること。その例として豚汁を具だくさんにする。バナナミルクスムージーに野菜を入れるなどの工夫をして、栄養バランスをよく取ることが大事です」。プロ野球選手だけではない。バランスの良い食事が体作りの基本のようだ。

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