ヤクルト・中沢350万増で更改 オフは社会人球界のエース佐竹に“弟子入り”
ヤクルト・中沢雅人投手が11日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、350万増の年俸2100万円でサインした。
9年目の今季は自己最多の37試合に登板。防御率こそ6・91だったが、11ホールドをマークした。
昨秋から「腕を下げて左打者に嫌がられる投手に」とサイドスローに転向。勝ちパターンでの登板も増え“左殺し”としての一歩を踏み出したシーズンとなった。「練習の成果は出せたかな。磨きをかけてもっといいパフォーマンスを出せるようにしたい」と意気込みを新たにした。
オフは1月に古巣のトヨタ自動車で自主トレを予定。1学年先輩で社会人球界の大エースとして君臨する佐竹功年投手に、プロ入りした10年オフ以来となる“弟子入り”を志願する。「今でも尊敬している。ずっと一線で活躍されている方。いろいろ勉強になるところがあると思う。新しい自分を作っていけたら」とどん欲な姿勢をのぞかせた。(金額は推定)