ヤクルトのドラフト１位・清水昇投手（２２）＝国学院大＝が８日、横浜市内の同校キャンパスで野球部の納会と４年生送別会に出席し、プロでも侍ジャパン入りして母校に恩返しすることを誓った。

　今夏は大学日本代表に選ばれ、日米大学選手権などに出場。各校から集まった選手にさまざまな話を聞き、糧となった実感があった。「大学でやっと日の丸をつけられた。プロでもつけられれば」と将来のトップチーム入りを目標に掲げた。

　大学は第１志望に不合格。そんな時に熱心に誘ってくれたのが、国学院大の鳥山監督だった。送別会では「監督、この大学に入ってよかったです」とあいさつし、恩師を涙ぐませた清水。成長させてくれた４年間への感謝を述べ「結果で応えたい」と力を込めた。