巨人・菅野、まずは優勝 夢はメジャー「高い目標持ってやる」

 巨人の菅野智之投手(29)が10日、将来の夢として米大リーグ挑戦に興味があることを改めて示した。来季からエースナンバーの背番号18を背負う球界のエースは、まずは巨人を優勝に導く活躍を誓った。この日は神奈川県伊勢原市の東海大学病院を訪問した。

 日本のエースがメジャーへの憧れ、夢舞台への思いを素直に明かした。昨年オフに続いて「夢はやっぱりありますよ。野球選手である以上、上のステージに行きたいのは当たり前。そう思わない自分になる方が怖い。行く行かないは別として、高い目標を持つように意識しています」と語った。

 今季は最多勝、最優秀防御率、最多奪三振と投手3冠に輝き、2年連続で沢村賞を獲得した。今、世界最高峰の舞台に飛び込んでも十分に勝負できそうな日本の星。順当なら21年オフに海外FA権を取得するが、まずは「(結果を)残し続けること」と菅野。将来、夢舞台でも成績を残せるように、己を磨いていく覚悟だ。

 夢は持ちつつ、来季優勝へ投手陣の柱として全力を尽くす。「(優勝は)もちろん。自分の仕事はやっぱりマウンドの上が一番のメイン」。5年ぶりのV奪回へ結果で応えるつもりだ。

 この日は東海大学病院を訪問し、骨髄移植などで長期入院している院内学級生と交流。来年の優勝をお願いされた。「シーズン中は苦しいことやつらいこと、悩むこともあるが、ちっぽけなもの。プレーで恩返ししたい」。子どもたちが憧れるエースは、夢に向かって来季以降も勝ち続ける。

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