ヤクルト・山田哲、4度目のベストナイン受賞 ゴールドグラブ賞とW獲り照準

 2年ぶり4度目のベストナインを受賞したヤクルト・山田哲人内野手(26)が26日、来季はゴールデングラブ賞とのW獲得に照準を定めた。

 2年ぶり3度目のトリプルスリーを達成し、文句なしの選出。千葉県内で選手会ゴルフに参加後、吉報を耳にし「うれしいですね。ベストなので。去年は取れなくて悔しい部分があったのでよかった」と喜びをかみしめた。自身は不振、チームも96敗で最下位に沈んだ昨季から一転、2位浮上に貢献。「優勝まではいけなかったけど、確実に成長している。その一員としてよかった」と胸を張った。

 次に狙うのは、受賞経験のないゴールデングラブだ。セの二塁手は、広島・菊池が6年連続受賞中。今季は守備率・996、3失策の名手に対し、山田哲は同・984、13失策。それでも、刺殺と補殺はともに上回った。

 「高い壁ですけど、ゴールデングラブがあるのでね。それ(ベストナインとのW受賞)は永遠の目標です」と、走攻守すべて名実ともNo.1の二塁手となることを誓った。

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