DeNAドラ5・益子、色紙に書いた文字は…「走るのは無謀だと思われたい」
2枚
DeNAは22日、横浜市内のホテルで新入団選手の発表会見を行った。ドラフト5位の益子京右捕手(17)=青藍泰斗=は自慢の強肩を武器に、1軍の舞台を目指す意気込みを示した。
いきなり“益子キャノン”がさく裂だ。会見ではプロへの意気込みを色紙に記したが、そこに書かれたのは意外にも「無謀」の2文字。その意図を「益子を相手に走るのは無謀だと思われるようになりたい」と説明した。
「何かインパクトを残そうと思って、昨日から考えていた」という狙い通り、強烈な印象を残した。二塁への送球タイムはソフトバンク・甲斐に匹敵する1秒72。「どんな走者でも刺したいです」と目を輝かせた。
それでも、MLB選抜・モリーナと甲斐の強肩対決で沸いた日米野球を見た益子は「刺激を受けた。自分はまだまだ。もっと磨いていきたい」と高い向上心も見せる。“益子キャノン”がプロを席巻-。それは決して、無謀な夢ではなさそうだ。