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札幌大谷初陣V 北海道勢ではマー君擁した05年駒苫以来 OGに里田まい

 「明治神宮野球大会・高校の部決勝、札幌大谷2-1星稜」(13日、神宮球場)

 高校の部は札幌大谷が2009年の大垣日大以来となる初出場初優勝を飾った。北海道勢としては田中将大(現ヤンキース)を擁した05年の駒大苫小牧以来となる神宮制覇。エースの西原健太投手(2年)が1失点完投で貢献した。これで来春センバツでは、明治神宮枠で北海道が1枠増となる。大学の部では立正大と環太平洋大が決勝に進出した。

 最後の打者を二ゴロ併殺打に仕留めると、両手を広げて歓喜の輪に包まれた。西原が星稜打線をわずか1安打に抑える快投。準決勝での太田流星投手(2年)の八回まで無安打無失点の力投に「今日は自分の番だ」と刺激を力に変えた。

 エースらしい最高の投球だった。この日最速140キロの直球は球速以上の威力で打者を押し込み、チェンジアップでもほんろう。失点は五回のスクイズによる1点のみで「あっという間でした」と頂点を極めた1時間36分を楽しんだ。

 不思議な因縁に結ばれた。五十嵐大部長(31)は駒大苫小牧が夏の甲子園で04、05年に連覇したときの優勝メンバーで、ヤンキース・田中の先輩。西原は高校入学後に「とにかく気持ちが強い人」と同部長から大投手の話を聞き、糧とした。

 くしくも田中の妻でタレントの里田まいは札幌大谷のOG。さらにこの日、エンゼルス・大谷がア・リーグ新人王を獲得。日本ハム時代に北海道を沸かせた二刀流と同じ日に快挙を成し遂げた。

 神宮王者になったからといって、おごりはない。「また勝てるようにやっていきたい。雪があることで下半身が鍛えられる」と西原。甲子園出場経験がなかった創部10年目の新興校がハンディをプラスに捉え、春に再び躍動する。

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