オリックス若月、梨田の代名詞“こんにゃく打法”に挑戦!指揮官のノルマ達成目指す

 「オリックス秋季キャンプ」(8日・高知市東部野球場)

 オリックス・若月健矢捕手(23)が8日、秋季キャンプで“こんにゃく打法”に取り組み西村徳文監督(58)が打者全員に課す「打率3分上げろ」のノルマ達成を目指す。

 体の前で両腕を揺らす打撃フォーム。往年の名捕手、梨田昌孝(前楽天監督)の代名詞である“こんにゃく打法”をほうふつとさせる打撃フォームで快音を飛ばした。

 「田口(野手総合兼打撃コーチ)さんから“腕に力を入れなくても飛ぶだろう”と言われて、足は踏ん張るだけでヘッドを走らせるイメージで打っています。こんにゃく打法?似てますか?」

 さすがに現役時代のフォームまでは知らないが、その名前だけは知っていた。

 「今年の野球を見たら打たないと勝てない。捕手は打たなくていいという時代は終わったと思います」

 今季は自己最高の打率・245。指揮官からのノルマは・275となる。パワーはチームでもトップクラス。“こんにゃく打法”で打てる捕手へと進化する。

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