阪神の矢野監督、実戦練習で収穫 「すごく意味があった」

 阪神は3日、高知県安芸市で行っている秋季キャンプで実戦形式の打撃練習を行った。試合のように守備が就き、2組が3イニングずつ打撃投手の球を打ち返した。実戦に近い状況で、ノーサインで選手自身に点の取り方を考えさせることなどが狙いだったという矢野監督は「練習だけでは見えない課題もある。すごく意味があった」と収穫を口にした。

 昨季20本塁打を打ちながら今季は打率2割3分、5本塁打と苦しんだ中谷は、無死一、二塁の状況で3点本塁打を打ってアピール。「しっかり結果になって良かった。プレッシャーもあったし、意図がある練習だった」と充実感を漂わせた。

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