龍谷大平安サヨナラ4強、甲子園当確!父子&兄弟での甲子園アーチへ奥村決めた

 「秋季高校野球近畿大会・準々決勝、龍谷大平安5-4市和歌山」(27日、ほっともっとフィールド神戸)

 野球一家のDNAなのか。同点の九回1死二、三塁。1年生ながら奥村は冷静だった。「つなぐイメージだった。(今夏の)甲子園で打席に立って重圧を経験したので、それを思い出した」。内角直球を振り抜くと、鋭いライナーが左翼手の頭上を越えた。

 人生初のサヨナラ打で、来春センバツ出場を決定的にした。ベンチでは中学時代に声を掛けてくれた原田英彦監督(58)と初めて握手。「ナイスバッティングと言ってくれた。すごい圧だった」と笑顔で振り返った。

 父親で甲西(滋賀)の奥村伸一監督は、85年夏の甲子園で甲西の4強進出に貢献し、86年夏は本塁打を放った。兄・展征も日大山形で13年夏の甲子園で本塁打。奥村は父子&兄弟での甲子園アーチのチャンスを、自らたぐり寄せた。

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