ロッテ 台湾のスター王柏融に熱視線「何年も前から見てきている」

 台湾プロ野球の「大王」こと、ラミゴの王柏融外野手(25)が台湾球界初となるポスティングシステムを利用した海外移籍を容認されたと18日、現地で報じられたことを受けて、ロッテの球団幹部は同日、「非常に魅力的な選手です。前向きに検討したい」と語った。

 王柏融は昨年まで2年連続で4割をマーク、昨年は3冠王に輝いた。本人は以前から日本球界でのプレーを熱望。ロッテも同様で、球団幹部は以前から、「もちろん、調査は続けています。面白い(戦力)と思っている」と明言していた。

 ロッテとラミゴは友好球団で数年前から春と秋に親善試合を行っている。今年も11月9日に渡台。桃園でのラミゴとの国際親善試合3連戦に臨む。また、陳冠宇(チェン)投手は台湾出身で、その台湾には数多くのロッテファンがいる。

 球団幹部は「何年も前から対戦して見てきている」と話し、さらに「台湾のファンのこともあるし、ラミゴとはこれからも友好関係を続けていきたい」と話した。

 ラミゴの球団首脳は台湾シリーズ終了後の11月初旬にも王柏融に関心を持つ球団に文書を送付するという。

 各球団が提出する入札金額を元にラミゴが交渉権を与える球団を選択。王柏融との交渉が始まる。

 王柏融の今季年俸は2400万円(推定)だが、海外移籍となれば入札金額が跳ね上げる可能性もある。

 ロッテは今季球団史上最多の観客動員を記録、黒字化への足場をつかんで資金供出は可能だ。ロッテの“王獲り”に注目だ。

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