巨人は１６日、社会貢献活動「Ｇ－ｈａｎｄｓ」の一環として、昨季まで巨人でプレーした村田修一氏のグッズ販売から、６３万６６８８円を神奈川県立こども医療センターに寄付したと発表した。

　村田氏は低出生体重児だった長男が治療を受けたことから、１０年前からセンターを支援。今回は、今季限りで引退した村田氏がファンに感謝のメッセージを送った９月２８日の東京ドームで、レプリカユニホームやマフラータオルを販売した際の収益の半額を寄付した。

　村田氏は「現役生活１６年間、村田修一に熱いご声援をありがとうございました。長男が早産による低出生体重児だったことから、横浜ベイスターズ在籍時より新生児医療を支援してきました。最後の引退の場面でも、このようなかたちで少しでも力になれることをとてもうれしく思います。プロ野球選手としては引退しますが、今後も微力ながら自分にできることを考えて協力していきたいと思います。今後とも、村田修一をよろしくお願いします」とコメントした。