ソフトバンク・加治屋打たれる「冷静になぜいかなかったのか…」

 「パCSファーストS・第2戦、ソフトバンク2-4日本ハム」(14日、ヤフオクドーム)

 七回にソフトバンク・高田のタイムリーで2-2の同点に追いつき、八回のマウンドには加治屋。今季、チーム最多の72試合登板のセットアッパーは初戦に続いての連投。この日も2死は簡単に取った。

 ところが西川に中越えの二塁打を許し、打者は大田。1ボールから2球連続フォークで空振りを奪うも、さらに2球続けたフォークはボール。フルカウントから、捕手の甲斐がフォークを要求も「今年一番自分が成長できた部分」と加治屋が内角直球にこだわった。

 ファウルの後、甲斐は再びフォークを要求も加治屋は首を振る。7球目の149キロは中寄りに入り、左越えの決勝二塁打に。「フォークに合っていなかったのは誰が見ても分かる。今思えば、冷静になぜいかなかったのか…」。悔やむ加治屋に工藤監督は「打たれるときだってある。彼への信頼は変わらない」と一切責めなかった。

 昨季までの14度で、初戦白星、2戦目黒星の1勝1敗で迎えた6チーム全てが突破。「明日、絶対にリベンジします」と加治屋。その反骨心と吉兆のデータを信じたい。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス