中日・荒木 全力疾走を決意「ケガをしてもいい」公式戦最後“神走塁”で締める

 今季限りで現役を引退する中日の荒木雅博内野手(41)が12日、自身の公式戦最後の試合となる13日の今季最終戦、阪神戦(ナゴヤドーム)で全力疾走に決意をみなぎらせた。“神走塁”で自らの花道に彩りを添える。

 「ケガをしてもいいから、突っ込むところがあったら突っ込んでいきますよ」

 球団最多の378盗塁をマークする荒木だが、今季の盗塁はゼロ。成功すれば20年連続盗塁となり、高木守道の21年連続に次ぐ球団史上2位に名を刻む。

 13日の阪神戦は荒木とともに今季限りで現役を退く岩瀬のラストゲームでもある。レジェンド左腕の投げる後ろで守る機会もあと1度きり。「しっかり投げてもらわないと困ります」と冗談めかしながらも、胸を高鳴らせているようだった。

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