ヤクルト6連勝!松岡&山本の引退登板に華添える 松岡「本当に野球が楽しかった」

 引退登板を終え、ナインに迎えられる松岡(撮影・金田祐二)
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 「ヤクルト6-5阪神」(8日、神宮球場)

 ヤクルトが序盤のリードを守って6連勝を飾り、貯金10とした。

 初回に雄平が左翼フェンス直撃に適時二塁打を放って2点を先制。二回は坂口の右中間への適時三塁打とバレンティンの左越え38号3ランで、4点を加えて突き放した。

 先発のブキャナンは6回4安打1失点。今季10勝目を挙げた。

 七回には、ファンの大歓声を浴びて、今季限りで引退する山本と松岡が登板。山本が先頭の陽川を中飛に打ち取ると、バトンを受けた松岡は梅野を三ゴロ、板山に右前打を浴びたものの、最後は植田を空振り三振に仕留めた。

 引退セレモニーでは、家族から花束を受け取り、ナインに胴上げされた2人。松岡は「感謝して野球が終われる人は限られているので、うれしいですね。苦労はしましたけど、本当に野球が楽しかったです」と涙。山本は「打たれた時も、監督、コーチ、選手、ファンの方から信頼され、応援をいただいたことは心に残っています。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

 中継ぎ陣を支えた2人の引退登板に華を添える白星。松岡は「今年チームを去って行く人たちの思いも乗せて、日本一になってください」とチームメートに夢を託した。

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