今季限りで引退のヤクルト・松岡、山本が最後の登板 2人で1回無失点

笑顔で球場を後にする松岡(左)と山本(撮影・金田祐二)
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 「ヤクルト6-5阪神」(8日、神宮球場)

 今季限りで現役を引退するヤクルトの松岡健一(36)、山本哲哉(33)両投手が最後のマウンドに上がった。

 山本は七回、先発のブキャナンの後を受けて登板すると、陽川を外の変化球で中飛に打ち取った。ここで山本に代わり松岡が3番手として登板し、梅野を三ゴロに仕留めた。続く板山には右前打を許したが、植田をストレートで空振り三振。2人でこの回を無失点に抑えた。

 試合後には2人の引退セレモニーが行われた。松岡は「野球のやの字も知らない自分をここまで育てて頂いた監督、コーチ、選手、沢山人に助けられ、ここまでやってこれました。最後に投げさせてもらって緊張しましたが、声援最高でした。楽しく野球を辞められます」と時折、涙で声を詰まらせながら、あいさつした。最後は万感の思いを胸にナインから胴上げをされていた。

 2人は主に中継ぎとして活躍し、松岡はプロ生活14年で通算32勝25敗、4セーブ、127ホールドをマーク。山本はプロ9年間で6勝11敗、14セーブ、55ホールドの成績を残した。

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