ヤクルトのドラ4・塩見 25打席目のプロ初安打「一生打てないかと思った」
「ヤクルト6-0阪神」(7日、神宮球場)
ヤクルトのドラフト4位・塩見泰隆外野手(JX-ENEOS)が、25打席目でプロ初安打を放った。
五回の守備から出場。七回先頭でカウント2-2から141キロの直球を強振すると、フラフラと上がった打球は右翼線にポトリ。快足を飛ばして二塁打にした。
7月31日の1軍初昇格から数えて14試合目の出場で奏でた快音。「一生打てないかと思っていた。やっとプロになったかな。ヒットはヒットなので、素直にうれしいです」と記念球を手に満面の笑みを浮かべた。
一方で、次打者・広岡の三塁前方への高いバウンドのゴロで、三塁に進めず。続くバレンティンの中前適時打で二塁から生還したが、小川淳司監督は「1本出てよかったけど、その後の走塁。うれしかったと思うけど、やるべきことはやらないといけない」と注文を付けた。