阪神・岩貞ら育てた横浜商大・佐々木監督勇退 花束に「幸せ者」
「神奈川大学野球リーグ、横浜商大2-4神奈川工大」(7日、横浜スタジアム)
今秋限りで勇退する横浜商大・佐々木正雄監督がラストゲームを終えた。白星締めで飾れず、最後のシーズンは4勝6敗1分けの勝ち点2。それでも試合後は家族や関係者から花束を贈られ、「幸せ者だよね」と感慨に浸った。
1-4の九回2死から連打で1点を返し粘りを見せたナインに対し、「うちはこれからのチーム。野球道を通じて人生の勉強をして大きくなってほしい」とエールを送った。1984年から同大学を指揮し、6度のリーグ優勝。「走馬灯のように流れる」と阪神の岩貞、山崎らを育てた監督人生を振り返った。
退任後は総監督となり、後任は井樋(いび)秀則助監督が務めることになっている。




