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大阪桐蔭・根尾の独壇場!ドラフトへ圧巻二刀流 特大32号&150キロ

2回、2ランを放つ大阪桐蔭・根尾(撮影・持木克友)
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 「福井国体・高校野球硬式・1回戦、大阪桐蔭2-0下関国際」(1日、福井県営野球場)

 今夏、史上初2度目の甲子園春夏連覇を達成した大阪桐蔭が、2回戦へ進出した。阪神など複数球団が今秋ドラフト1位候補に挙げる大阪桐蔭・根尾昂内野手(3年)が、投打で度肝を抜いた。5番として高校通算32号の決勝2ラン。先発では自己最速タイの150キロを計測して勝ち投手となった。異例の国体視察に訪れた阪神、中日がほれ直す活躍だった。

 独壇場だった。平日にもかかわらず、開門前の早朝から1000人以上が列を作った福井国体の開幕戦。根尾が投打でスカウト、ファンを魅了した。

 二回無死一塁。スタンドが騒然となった。9月10日のU18アジア選手権3位決定戦・中国戦以来となる対外試合初打席。今秋ドラフトの目玉は、プロ注目の下関国際・鶴田克樹投手(3年)の浮いたツーシームを、逆らわずに逆方向へ運んだ。

 「うまく芯に当たった」と控えめに振り返った打球が、両翼100メートルの左中間最深部を軽々と越えた。高校通算32号。特大の先制2ランに、球場は最高の盛り上がりを見せた。

 西谷浩一監督(49)も驚きを隠さない。右翼から左翼へ吹く風に打球を乗せた技術に「風が強くて、左打者は(引っ張ると伸びないので)きついかなと思ったけど、逆方向へうまく打った。根尾らしい打球だった」と称賛した。

 プロも同様の評価だった。阪神は畑山チーフスカウトが視察。中日・中田アマスカウトディレクターは「スイングが柔らかくて、バットに乗せるのがうまい。(西武)松井稼頭央みたいなタイプだね」と改めて非凡な才能を感じ取っていた。

 根尾はドラフトで指名を受けた球団の方針にもよるが、プロでも二刀流継続に意欲を見せている。アピールするように、投手としての潜在能力も示した。

 一、四回に自己最速タイの150キロを計測。「圧のある球というか、初対戦なので腕を振っていこうと思った」。5回3安打無失点で、六回からは遊撃へ。勝利投手となった試合後は「50点ぐらい」といつも通り謙虚な受け答えを見せた。

 台風24号の影響を受けて大会日程が変更されたため、2回戦・済美戦が高校生活最後の公式戦となる。「絶対に勝ちたい」。笑顔で締めくくり、プロ入りへはずみをつける。

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