「王会長×小久保氏」ビッグ対談実現 99年福岡移転後初Vのエピソード披露

 ソフトバンクの王貞治球団会長(78)と球団OBの小久保裕紀氏(46)が30日、ヤフオクドームに隣接するホテルでトークショーを行った。

 この「ビッグ対談」は今季の球団創設80周年および来年には福岡移転30周年を迎えることを記念して開催された。

 球団の福岡移転後初優勝となった1999年に話題が及ぶと小久保氏は「オールスターの頃でも打率が1割台で『4番から外してください』と王監督に頼みに行ったけど、外してもらえなかった」とのエピソードを披露。すると王会長は「4番は特別な打順。もし(小久保を)外しても、次に入る選手がものすごい重圧になる。2人も調子がおかしくなるのはチームにプラスにならない。彼にはつらい思いをさせたけど」とその真相を打ち明けていた。

 また、今年の戦いについて小久保氏は「西武の破壊力は異次元。ずっと連勝したけど、ホークスも勝ち続けたし目の前の胴上げは阻止した。王さんがチームに言い続けた『負ける悔しさ』が染みついている証拠」と意地を見せた後輩たちをたたえた。王会長も「勝つ喜びを知った人ほど、悔しさも大きくなる。思い通りの戦いできなかった今年は悔しさ、不甲斐なさを感じたはず。それが来年、再来年につながっていく」と巻き返しとさらなるチームの成長に期待を寄せていた。

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