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巨人・杉内が引退会見で号泣「プロ野球人生が一生続くと思いたかった」

引退会見を行い涙をこらえる巨人・杉内俊哉=(撮影・堀内翔)
引退会見を行う巨人・杉内俊哉=(撮影・堀内翔)
試合前に高橋監督にあいさつする巨人・杉内(左)=東京ドーム(撮影・堀内翔)
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 巨人・杉内俊哉投手(37)が12日、都内のホテルで引退会見を行った。スーツ姿で登壇し、「私、杉内俊哉は今季をもちまして17年間のプロ野球生活にピリオドをうつことを決意しました」と表明した。同僚の内海哲也から花束を手渡され涙、また会見を終えると込み上げるものを抑えきれず号泣した。

 栄光も苦境も味わったプロ生活を振り返り、「多くの選手は、自分はもっとやれたとか、けがさえなければとか後悔の念がこみあげると思う。ぼくもそのひとり。最後までマウンドに立って、プロ野球選手が一生続くと思いたかった。こうやって引退会見を開かせてもらって現実なんだと実感しています」と語った。

 会見では涙で声を詰まらせ、「僕の野球人生は順風満帆ではなかった。失敗や過ちをおかし、投げるのが怖くて眠れない日も過ごしたし、逃げ出したい日もありました。でもマウンドに上がるとたくさんの人が支えになり勝ち負け関係なく、本当に幸せな野球人生でした。ファンの皆さまに感謝しています」と頭を下げた。

 通算142勝。キレのある直球、スライダー、チェンジアップを軸に現役最多の2156奪三振を誇る希代のドクターK。ソフトバンク時代の2005年には沢村賞を受賞するなど、輝かしい実績を積み重ねた。

 これまで幾多もの快投を演じてきたが、股関節の手術や左肩痛の影響で、2015年7月21日を最後に1軍の公式戦登板から遠ざかっていた。15年オフには4億5000万円の大減俸を自ら申し出て、現役続行。懸命にリハビリを重ねてきたが、1軍での復帰はかなわず、決断を下した。

 今季から中日に加入した松坂と同世代。鹿児島実時代から“松坂世代”をけん引し、注目されてきた。その松坂は来季も現役続行を表明しているが、巨人で同僚だったBC栃木の村田も引退。松坂とは横浜高校時代の同級生、DeNA・後藤も現役引退することを発表している。

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