巨人由伸監督、V逸で謝罪「悔しい気持ちでいっぱいです」

本拠地最終戦を終えてあいさつする高橋監督
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 「巨人5-4広島」(30日、東京ドーム)

 巨人が執念の逆転サヨナラ勝ち。長野のサヨナラ打で本拠地最終戦を飾り、3位の座を死守した。

 試合後はセレモニーで高橋由伸監督があいさつ。ファンに感謝を述べてから「選手のがんばり、みなさまの期待にこたえることができなかったのは、悔しい気持ちでいっぱいです。本当に申し訳ございませんでした」と、頭を下げた。

 ただ、その後、帽子をかぶり直して声に力を込め、「しかし、まだシーズンは終わってません。クライマックスの可能性がある限り、試合がある限り、最後まで全力で戦います。最後までご声援、よろしくお願い致します」と、次なる戦いへ視線を向けた。

 本拠地最終戦では何とか勝利を手にした。1点を追う九回、先頭の坂本勇が左前打で出塁。この後、1死一、三塁から岡本が適時打を放ち、同点に追いついた。さらに28日のDeNA戦でサヨナラ本塁打を放った長野が、またもサヨナラの中前適時打を放った。

 今季、ホームゲームでは33勝38敗1分けと大きく負け越し。それでも最後は執念を発揮し、大歓声を浴びて幕切れとなった。

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