巨人田中俊、バスターエンドラン成功 貴重な勝ち越し打
「巨人-広島」(30日、東京ドーム)
巨人・田中俊太内野手が、意表を突くバスターエンドランで勝ち越し打を放った。
1-1と同点の三回。先頭の坂本勇が四球を選び、無死一塁で打席を迎えた。
初球はバントの構えでボールを見送り。2球目、一塁走者の坂本勇が二塁へスタートを切り、田中俊もバスターエンドランの強攻策を仕掛けた。高めの直球を鮮やかに流し打ち、左線へと適時二塁打。再びリードした。
背番号63は「コースに逆らわずに打ち返すことができました。打球もいいところに飛んで、勇人さんもよく走ってくれたと思います」と、コメントした。
なお無死二塁となってから初回に犠飛を放っているマギーにも左線適時二塁打が飛び出し、さらに1点を追加した。