混戦セCS争いから中日がまず脱落 阪神は29日敗れると自力進出の可能性消滅も

 セ・リーグは28日、全3試合が行われ、優勝を決めている首位・広島は7-4で2位・ヤクルトに逆転勝ち。ヤクルトとの今季対戦を19勝6敗という圧倒的な勝ち越しで終え、今季79勝目を飾った。

 4位・巨人と3位・DeNAのCS進出をかけた一戦は、巨人・菅野とDeNA・東の投手戦が続いたが、0-0の九回、長野のサヨナラ本塁打となる12号ソロで決着。順位が入れ替わり、0・5差で巨人が3位に浮上した。

 6位・中日と5位・阪神戦では、九回に登板して今季3セーブ目を飾った岩瀬が史上初となる通算1000試合登板を達成。これで阪神戦の勝ち越しを決めた中日だったが、残り3試合を全勝しても勝率・461。巨人が残り5試合全敗しても・464となるため上回ることができず、CS進出が完全消滅した。

 この日の敗戦で中日に0・5差となり最下位危機を迎えている阪神は、29日も中日と対戦。ここで阪神が敗れ、同日に広島と対戦する巨人が勝利した場合、阪神は自力でのCS進出の可能性が消える。

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