楽天・松井が4年ぶりの先発 ペース配分をカギに「何回まで投げられるか」

 楽天・松井裕樹投手(22)が27日のロッテ戦で4年ぶりに先発する。15年から守護神を務めてきた松井は26日、新人だった14年10月5日・日本ハム戦以来の先発登板へペース配分をカギに挙げた。

 「スタミナ。そこが一番不安です。何回まで投げられるか」。左腕は率直な心境を明かした。この1週間は先発調整し「120%の力を出さなくとも強いボールを意識すること」とイメージした。

 今回の先発起用は、来季の先発転向を意味するものではないといい「あくまで、何かをつかんで引き出しを増やしてほしい」と平石監督代行。今季、開幕から抑えを務めたが、不調により5月中旬に中継ぎに配置転換。9月に入って守護神に復活し通算100セーブをマークした。さまざまな経験を、今後の長い野球人生で生かす。

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