DeNAが大勝 引退登板の加賀にウイニングボール 筒香は36号

 試合後の引退セレモニーを終え、ラミレス監督(右)と握手するDeNA・加賀=横浜
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 「DeNA9-1中日」(21日、横浜スタジアム)

 DeNAが大勝で、先発で引退登板をした加賀繁投手への手向けとした。加賀は4年ぶりとなる先発で先頭の平田を空振り三振に打ち取り、2番手の京山に後を託した。京山は試合終了まで投げ切った。主砲・筒香が右翼席最上段への特大の36号3ランを放つなど打線も爆発した。

 カウント2-2から内角へのスライダーで平田を空振り三振に打ち取った加賀はナイン一人一人と握手、抱擁を交わした。ファンの大きな声援を受けながら退き、9年間のプロ生活に別れを告げた。

 「とにかく9年間の思いを1球1球に込めて投げました」と振り返り、最後の対戦相手となった平田にも「打率も高く長打もあり、素晴らしい打者。特別な雰囲気の中で対戦してくれた平田選手に感謝の気持ちを伝えたい」と思いを語った。

 試合は京山が初回、京田に先制4号ソロを浴びたものの、その後は安打はされながらも集中打は許さず、8回2/3を1失点で投げ抜く“準完投勝利”を収めた。お立ち台でも「加賀さんのおかげだと思っています。加賀さんのようなすごいピッチャーになりたいです」と先輩への思いを口にした。

 打線は同点とした後、桑原の9号ソロで勝ち越しに成功。6-1とした後の五回には無死一、二塁から筒香がホームランダービートップの丸(広島)に並ぶ36号3ランを右翼席最上段へ放ち、ダメを押した。

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