法大・吉岡サヨナラ打 智弁学園の同期は巨人・岡本「刺激をもらっている」

 「東京六大学野球、法大3-2明大」(17日、神宮球場)

 法大が先勝し、対戦成績を1勝1分けとした。同点の九回に代打・吉岡郁哉内野手(4年・智弁学園)がサヨナラ打。劇的な勝利で勢いをつけた。

 仕事人が役割を全うした。2-2で迎えた九回無死二、三塁。絶好の場面で吉岡に出番が回ってくると、「思い切っていこうと思っていた」と2ボールからのファーストストライクを捉えた。左前へ鮮やかな流し打ち。値千金の一打に「チャンスの場面に照準を合わせてしっかり準備できました」と納得の表情を浮かべた。

 智弁学園時代は高校通算27本塁打で、巨人・岡本の後ろを任されていた。今季プロの世界でブレークした同級生の姿に「刺激をもらっている。自分も頑張っていかないと」と奮起。勝負強さには定評があり、青木久典監督は「ここは彼しかいない。いい場面で打ってくれました」と手放しでほめた。

 18日の3回戦に勝利すれば、第1週に続いて勝ち点連取となる。12年秋以来、12季ぶりのリーグ制覇へ吉岡は「チームの勝利に貢献できれば」と力を込めた。

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