U18永田監督、3位「死守する」 来年のW杯出場かけて
「U18アジア選手権、日本1-3台湾」(7日、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎)
日本が2次リーグ初戦の台湾に敗れ、決勝進出の可能性が消滅した。
永田裕治監督(54)も土俵際へ追い詰められた。来年開催のU-18W杯(韓国)のアジアからの出場枠は3。9日の3位決定戦で中国に勝たなければ出場権を逃す。
指揮官はアジア選手権2連覇が霧散したショックを隠し、「全力で頑張るしかない。何とか(W杯出場権を)死守したい」と気持ちを切り替えた。
今大会は球数制限が導入されたため、二刀流の根尾と野尻を選出。同時に今夏は登板過多となっていた吉田には、慎重に調整させてきた。過去に日本代表コーチを務めた時の経験も踏まえ、1人の投手に頼らない方針だったが、皮肉にも強敵の韓国、台湾には吉田で敗れた。
今年就任し、任期は2年。来年もW杯で指揮を執るには、中国戦は落とせない。