U18日本代表合宿 初実戦に8球団21人のスカウトずらり

1イニングを無失点に抑えたU-18日本代表・根尾昂(大阪桐蔭)=都内近郊のグラウンド(撮影・中田匡峻)
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 第12回U18アジア選手権(9月3日開幕・宮崎)に出場する侍ジャパン高校代表合宿第3日が27日、都内近郊のグラウンドで行われた。

 この日は実戦感覚を養うため、立大と練習試合。今秋ドラフトの上位候補選手がズラリとそろっていることもあり、バックネット裏には阪神、DeNA、ヤクルト、西武、オリックス、楽天、日本ハム、ソフトバンクの8球団、21人のスカウトが視察に訪れた。

 大会で使用する木製バットの対応も注目されるが、阪神・畑山チーフスカウトは「練習から木を使っているのを見ている。慣れてくればさらに(状態が)上がってくるのでは」とコメント。DeNA・稲嶺スカウトは「夏の甲子園のいいイメージで止めておきたい、というのはあるんだけどね」と笑いながら、注目の投手が登板する際にはスピードガンを構えて入念に確認した。

 7イニング制で行われた試合は0-1の五回、大阪桐蔭・中川(3年)の2点適時打などで3点を奪い逆転。浦和学院・渡辺(3年)から7投手の継投で、3-1で勝利した。

 六回は大阪桐蔭・根尾(3年)が三者凡退、七回は大阪桐蔭・柿木(3年)が3者連続三振で締めた。金足農・吉田(3年)は疲労回復優先で登板はなく、一塁ベースコーチを務めた。

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