オリックス・伏見5年ぶりプロ2号 連敗「4」で止めた

 「楽天1-3オリックス」(22日、楽天生命パーク宮城)

 高めに浮いたチェンジアップをオリックス・伏見は見逃しはしなかった。両軍無得点の四回無死一塁、カウント1-2からの5球目を完璧に捉えた打球は左翼スタンドまで一直線に伸びた。新人だった2013年8月3日・ロッテ戦(ほっと神戸)以来、1845日ぶりとなるプロ2号は千金の一打となった。

 「久しぶり過ぎて感触を忘れていました。自分自身、微妙な感じが続いていたので…」

 本職は捕手ながら、打力を買われて後半戦は一塁に定着。クリーンアップを任されているが、勝利につながる一本を打てていないと感じていた。前日には福良監督が早出で指導してくれた。「気に掛けてもらっているので期待に応えたかった」。指揮官も「大きいですよ」と絶賛した一発で連敗を4で止めた。

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