清原和博 告白本が10万部突破「自分の言葉にまだ目を向けてくれる人がいる」

 元プロ野球選手の清原和博氏(50)が自らの半生を振り返った「清原和博 告白」(文藝春秋)の累計発行部数が10万部を突破したことが17日、分かった。文藝春秋が同日、発表した。7月25日に発売され、初版は2万部。SNSでの反響も大きく、発売から3週間で大台を超えた。

 大きな反響に清原氏も「今、自分がどういう状態で、これまでの人生をどう考えているのか。なるべく、ありのままを告白したつもりでしたが、それでも、思ったことが言えたのか、世の中に残すようなものなのか、自信がありませんでした。ただ、こういう状況にある自分の言葉に、まだ目を向けてくれる人がいるというだけでありがたいです」と文藝春秋を通じてコメントを寄せた。

 清原氏は18日に51歳の誕生日を迎える。

 同書は雑誌「Number」誌上で1年間にわたって連載された「清原和博 告白」が単行本となったもの。岸和田リトルで野球を始めた頃から、甲子園の栄光、ドラフト事件、激動の現役時代、そして選手引退後の喪失感や2年前の覚醒剤取締法違反での逮捕まで、栄光と転落の半生を振り返った一冊。

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