報徳OB金村義明氏「お恥ずかしい」始球式でワンバウンド投球

レジェンド始球式を務める金村義明=甲子園(撮影・持木克友)
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 「第100回全国高校野球選手権・3回戦、近江9-4常葉大菊川」(17日、甲子園球場)

 報徳学園(兵庫)OBの金村義明氏が、「レジェンド始球式」に登場。高校時代をほうふつとさせる豪快なフォームを披露したが、投球は外角へのワンバウンドとなった。

 「甲子園のマウンドは現役最後の年のオープン戦で上がって以来。投球自体はお恥ずかしい」と苦笑い。「ど真ん中に120キロくらいのストレートを投げようと思っていたけど、体がいうことをききませんでした」と振り返った。

 母校はベスト8に進出。「(報徳学園が試合のある)昨日、明日なら今ごろ号泣しているかもしれません。母校が優勝してくれれば最高ですね」と、思いを語った。

 金村氏は報徳学園の3年時の81年、春夏連続で甲子園出場。最後の夏はエースで4番として活躍し、日本一に輝いた。卒業後は近鉄にドラフト1位で入団。プロでは野手に専念し、中日、西武でもプレーした。

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