楽天・藤平 母校横浜高の初戦突破に奮起 7回0封で2勝目

 「日本ハム-楽天」(9日、札幌ドーム)

 楽天・藤平尚真投手(19)が7回無失点と好投し、5月13日のオリックス戦以来となる1軍マウンドで今季2勝目を挙げた。

 約3カ月ぶりの舞台に「何とか、結果を残さないと次がないなと思っていました」とローテ復帰へ気合をにじませていた藤平は、序盤は直球を主体、中盤以降はカーブも駆使しながら3安打に抑えた。

 この日は、甲子園で母校・横浜高校(南神奈川)が愛産大三河(東愛知)を7-0で下し初戦突破。チーム宿舎の自室で試合をテレビ観戦し、「自分も負けられない」と奮起。「僕も0点に抑えられたらいいなと思っていた」と後輩たちに刺激されていた。

 試合前にはチームメートのアマダーがドーピング違反で6カ月の出場停止処分を受けたことが明るみとなり、チームには少なからず動揺が走った。平石監督代行がミーティングで「もう1回ひとつになってやっていこう」と全員にゲキ。若き右腕は「何とかいいピッチングをしないと、と思っていた」と振り返り、好投でチームの士気を引き寄せた。

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