「ヤクルト１１－３ＤｅＮＡ」（９日、神宮球場）

　ヤクルトの雄平が５打数４安打４打点と打ちまくり、チームの大勝に貢献した。サイクルまで、三塁打を残すのみだったが達成はならなかった。

　５番・一塁で出場し、二回の第１打席で中堅への二塁打。三回には右翼へ６号２ランを運んだ。五回の第３打席では左前安打。三塁打を放ってのサイクル達成への期待が高まった。

　しかし六回は空振り三振。八回の最終打席では走者２人を置いて、右方向へ打球を運んだが、二塁打止まりだった。

　雄平はサイクルについて「意識はしましたけど、狙ってはないです。最後は三塁まではいけないので行く気はなかったです」と冷静に話した。８月はこれで６戦連続安打。お立ち台のヒーローは「技術的にいろいろ取り組んでるんで、そこがいいです」と手応えを口にした。