「日本ハム２－１楽天」（８日、札幌ドーム）

　日本ハム・栗山英樹監督が、２番手の加藤に感謝した。

　１点リードの六回、先発の村田が先頭打者の今江に四球を与え、降板。ここで加藤にスイッチした。銀次には右前打を浴び無死一、二塁となったがウィーラーを左飛。山下を三ゴロ併殺打に仕留め無失点で切り抜けた。

　宮西、トンキン、浦野とつないで１点差を逃げ切っての勝利。首位西武と４ゲーム差をキープした。

　加藤は開幕から先発を務めたが、８月３日に１軍再登録されてからリリーフに回っている。栗山監督は「今日、負けたら終わりという思いでやっている。この暑い時期、加藤には申し訳ないけど、信頼できるピッチャーがひとりね。長いイニングを含め手伝ってほしかったんで。まあ、加藤からすれば難しい局面でいきながらよく投げてくれた」と、高く評価した。