金足農 23年ぶり夏白星 プロ注目・吉田が圧巻の14奪三振
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「第100回全国高校野球選手権・1回戦、金足農5-1鹿児島実」(8日、甲子園球場)
金足農(秋田)が夏の甲子園で23年ぶりの白星。プロ注目右腕、吉田輝星投手(3年)が1失点、14奪三振の力投で完投勝利を飾った。
粘り強い相手打線に対し、8イニングで走者を許したが、要所でギアチェンジ。最速148キロの直球を軸にスライダー、チェンジアップなど一級品の変化球をコーナーに投げ分けた。自身最速の150キロには及ばなかったが、大舞台で評判通りの実力を発揮した。
打線も四回に菅原天空内野手(3年)の適時三塁打、スクイズなど絡めて3点を先行。八回にもスクイズと適時打で追加点を奪い、リードを広げた。
鹿児島実(鹿児島)は再三のチャンスで一本が出ず、3年ぶりの初戦突破を逃した。