オリックス、5カードぶり勝ち越し 若月が走者一掃V単打

 「ソフトバンク4-6オリックス」(5日、ヤフオクドーム)

 オリックス5カードぶりのカード勝ち越しを呼び込んだのは、若月のバットだった。

 四回、西村の適時打で同点に追いつきなおも2死満塁。ここで武田から右翼フェンス直撃の当たりを放つと一走・西村まで本塁に生還。だが、打った本人は一塁のまま。走者一掃の単打という珍しい適時打になった。

 「跳ね返りが強かったので弱気になってしまいました。プロ野球新記録ですか?珍記録と書いといてください」

 自身7月1日・日本ハム戦以来の打点。それでも「得点圏で回ってくることが少なかったですから」と強気の姿勢を崩さない。

 正捕手に君臨するプロ5年目。課題は打撃だ。前半戦終了時は打率・176。球宴休みには下山打撃コーチと二人三脚でフォーム改造に着手した。「スイングしやすいように」とたどり着いたのがオープンスタンスの“落合打法”。後半戦はこれで42打数13安打の打率・310と絶好調モードに変身した。

 これには福良監督も「若い連中がやってくれたら大きいね」と目を細めていた。

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