ロッテ・ボルシンガー、外国人初の12連勝ならず「また一からやり直し」

 「ロッテ3-9西武」(29日、ZOZOマリンスタジアム)

 勝っておごらず、負けても腐らずだ。ロッテのマイク・ボルシンガー投手がサバサバした表情で言った。

 「なんて言っていいか…。タフなゲームだった。打ち取ったと思った打球が落ちる。これが野球なのさ」

 4回を98球、被安打9の6失点で2敗目。外国人初となる12連勝はならなかった。

 分岐点は0-0の三回2死満塁。外崎の右翼方向への飛球を、二塁・中村が追いかけたが、右翼・平沢の前に落ちる2点適時打となった。井口監督は「あそこがすべて。ああいうプレーが出ると切り替えは難しい」と話し、こう付け加えた。「次回もしっかり調整して投げてほしい」

 新記録は消えても、「あと9、10回(登板は)ある。また一からやり直し、次は勝って連勝をしたい」と笑顔を浮かべた“ボル神ガー”だった。

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