DeNA京山5・6以来5勝目 母校も甲子園出場「うれしいことです」
「広島1-9DeNA」(28日、マツダスタジアム)
二十歳の右腕が、ほほを緩めた。5回2/3を1安打5奪三振1失点で5月6日以来の5勝目をゲット。DeNA・京山将弥投手は「チームが勝ったことが大きい」と充実感に浸った。
強力な打線が相手でもひるまなかった。直球中心の配球でグイグイと攻めた。三回1死満塁で鈴木を空振り三振に仕留め「低めに集めて抑えられた」と納得顔だった。約1カ月半の2軍暮らしで技術を磨き、心も体も進化した姿を披露した。
母校の近江(滋賀)がこの日、自身が3年時に出場した16年以来、2年ぶりの夏の甲子園出場を決めた。「うれしいことです。しっかりと頑張ってほしいです」と笑顔。京山も後輩たちの奮闘を励みに、1軍で白星を積み重ねていく。