侍ジャパン稲葉監督「理想の打順ありますし」 東京五輪へ思い語る

 2020年東京五輪までちょうど2年となった24日、野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督が、ソフトボール日本代表・宇津木麗華監督らと福島市内でパネルディスカッションを行った。

 「世界と戦うための極意とは」をテーマにしたパネルディスカッション。稲葉監督が選手として出場した2008年北京五輪で日本代表は、オールプロで臨んだ。同監督は「金獲って当たり前(という雰囲気)」の中でメダルなしに終わり、「選手として悔しい思いをした」と振り返っていた。

 2年後の2020年東京五輪に向け、侍ジャパンの将は「理想の打順もありますし、ピッチャーもこういう選手がいてくれたらいい」など、あくまでも「現段階」ながら、青写真も描いていることを明かしていた。

 東京五輪では野球、ソフトボールともに日本代表が県営あづま球場(福島市)で初戦を行う。この日、宇津木監督とともに同球場を視察のために訪れた稲葉監督は、「風が心地良かった。ベンチも広い」と感想を口にしていた。

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