瀬戸内の4番・門叶、左ほお死球にも強行出場 2安打2打点で3回戦突破「痛かった」

死球を受けた左頬が腫れながら、七回に左前タイムリーを放った瀬戸内・門叶
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 「高校野球広島大会・3回戦、瀬戸内12-1吉田」(22日、しまなみ球場)

 瀬戸内の4番・門叶直己内野手が2安打2打点で勝利に貢献した。

 0-0の四回1死三塁で、相手投手の投球がヘルメットを直撃したあと左ほおにも当たった。グラウンドに倒れ込むと、担架に乗せられベンチに下がってアイシング治療。臨時代走が送られた。

 左ほおに腫れはあるものの軽傷を強調し「出ます」と長谷川監督に出場を直訴。五回の守備から何事もなかったかのように一塁の守備へ就いた。

 六、七回と2打席連続で適時打を放ち、7回コールド勝ちに貢献した主軸は、「痛かったけど大丈夫です。4番を任されているので、自分が出ると出ないではチームの雰囲気が変わる。出ないといけない」と責任感を口にした。

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