日大鶴ケ丘 プロ注目の勝又 両軍合わせて41四死球の乱打戦で好投

 「高校野球西東京大会・5回戦、日大鶴ケ丘19-15明大中野八王子」(20日、ダイワハウススタジアム八王子)

 日大鶴ケ丘が両軍合わせて34得点、41四死球の大味な試合を制し8強入りを果たした。途中出場したプロ注目の最速152キロ右腕・勝又温史(あつし)投手(3年)が投打で貢献。次戦は今春に敗れた創価と対戦する。

 勝又が試合の空気を一変させた。六回から救援すると「自分から勢いを作ろうと投げました」と4回無失点7奪三振。この日最速151キロの直球とスライダーを軸に無我夢中で腕を振った。

 バットでも輝きを放った。「この試合のカギを握るのは自分だと狙って打ってました」と八回2死二、三塁から1点差に迫る2点適時打。逆転に成功した九回には右翼へダメ押しの適時三塁打を運び、2打数2安打3打点と大暴れした。

 逆転を呼び込んだエースに対し、萩生田博美監督は「流れを変えられる」と手放しでほめた。乱戦をものにしての準々決勝進出。ノーシードからの躍進を支えるエースが、夏4年ぶり4度目の聖地切符獲得へと突き進む。

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