NPB 希望かなってホッ 五輪日程はソフト、野球の順に「うれしく思う」
プロ野球を統括する日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は19日、2020年東京五輪で要望していた通りにソフトボール、野球の順に競技が行われることが決まり「ほっとした。私たちが希望していた通りになった」と安堵(あんど)感をにじませた。野球が先に実施された場合は、公式戦の中断期間が長くなる可能性があった。
ソフトボールが開会式の2日前に開幕戦を行うため、公式戦の中断期間が当初想定していた16日間から18日間に延びる可能性がある。「これから検討する。(開幕2日前から)休むことになると思うが」と説明した。
1次リーグを2組に分かれて実施し、全チームが敗者復活を含めた変則トーナメントに進む方式が採用された。「珍しいレギュレーション。決まったルールに従っていかに戦略を立てるか」と話した。
斉藤惇コミッショナーは「選手の体を考えると、ソフトボールを先、野球を後にやっていただきたいという希望はあったので大変うれしく思う」と話した。