ソフトバンク工藤監督、不調の武田に「何とか立ち直って力になってほしい」
「ソフトバンク5-12西武」(18日、北九州市民球場)
ソフトバンクは先発の武田が2回7失点と序盤で大量リードを許し、首位相手の3連勝を逃した。武田は「ちょっと単調になってしまった。不甲斐ない。(再調整などは)聞いていない」と無念さをにじませながら帰りのバスに乗り込んだ。
工藤監督は「ボール自体は行っていたと思うけど」と首をひねった。翌週の前半は2試合。今週は千賀と石川が好投しており、今季7敗目(2勝)を喫した右腕は厳しい状況に立たされた。だが、今後については「(ヤフオクドームに戻って)コーチ陣と話をしてから」と試合直後の時点では明言を避けた。
せっかくの勢いが削がれそうな大敗だったが、指揮官は「勝ち越したことで差は詰まったし、最後に内川君、松田君にも本塁打が出た」と前を向いた。
武田についても「ちょっと気がついた事もあるのでアドバイスをしてみたい。シーズンは終わりじゃない。何とか立ち直ってチームの力になってほしい」と期待の言葉を寄せた。