ロッテ、河合オーナー代行 身売りを完全否定「一切考えていない」

 取材に応じるロッテの河合克美オーナー代行=ZOZOマリンスタジアム
3枚

 ロッテ・河合克美オーナー代行(66)は18日、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」などを運営する「スタートトゥデイ」の前澤友作社長が、ツイッターで「プロ野球球団を持ちたいです」と球団買収プランを明らかにしたことを受けて、「(球団を)手放すことは一切考えていない」と完全否定した。

 河合オーナー代行はこの日、社業でZOZOマリンスタジアムを訪れて会見に応じたもので、前日の17日には山室晋也球団社長が緊急会見を開き、「基本的にロッテのことではない。売る意思はないし今後も売る意思はない」と否定していた。

 スタートトゥデイ社は千葉市に本社を置き、ロッテも千葉の県民球団としてファンに根付いている。また同社は16年に「ZOZOマリンスタジアム」の10年間にわたる命名権を取得。毎年、計3億1千万円を千葉市とロッテに支払っている。

 これらの結びつきからロッテが売却先として浮上していた。河合氏オーナー代行は「ロッテ(グループ)としてマリーンズは重要なコンテンツと考えている。(打診なども)一切ありません」と話した。

 河合氏は2月23日にオーナー代行に就任。3月6日に井口監督以下全コーチ、選手らに就任のあいさつを行った際、「手放すことは一切ないから、自分たちのパフォーマンスを最高限に出すように頑張ってください」と訓示している。

 前澤社長の17日のツイッターを見ておらず、また同社長との面識もないと語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス